富所こども・アレルギークリニック

小児科,アレルギー科

群馬県前橋市川曲町112-2
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アレルギー病の予防

 従来、食物アレルギー発症の感作は食べることに伴う腸管からおこると考えられてきました。しかし近年腸管ではなく、皮ふを通して食物抗原が侵入することが重要であることが分かりました次ページの画像参照。逆に食物を食べて腸管から吸収する経口暴露は、本来あるべき免疫寛容を誘導します。病気・症状を治したり、軽くしたりします。

食物抗原は分子が大きいので、正常の皮ふからは余り侵入できません。しかし、表皮バリアーが何らかの原因で障害されたり、または先天的に弱かったり、皮ふに湿疹があったりすると抗原がやすやすと侵入してしまいます。表皮バリアー障害はひっかき(搔破)や石けんなど界面活性剤などでも起きます。ひとたび抗原が侵入すると、次つぎと反応が起きて、アレルギーとなります。

アレルギーは最初皮ふの狭い範囲に限局していますが、次第に広がり全身の消化管、気管支、鼻腔、結膜等でも感作や誘発がおこるようになります。

アレルギーの予防は赤ちゃんやお子さんの皮ふを正常に保つことにつきます。湿疹もいつもしっかり治しておいて下さい。